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毎日新聞 2021/10/22 10:39(最終更新 10/22 10:44) 400文字




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群馬県警=前橋市で2019年2月22日、菊池陽南子撮影

 事件被害者の少女にわいせつな行為をしたとして、群馬県警子供・女性安全対策課は21日、伊勢崎署生活安全課巡査部長、高橋達弥容疑者(42)を強制わいせつと特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕した。県警では、異性への事情聴取は原則として複数の捜査員で担当することになっているが、高橋容疑者は1人で行っていたという。

 逮捕容疑は9月13日午後4時半〜5時ごろ、県内に住む10代の少女の自宅を事情聴取で訪れた際、服の上から少女の体を触ったとしている。容疑を認めているという。県警によると、高橋容疑者が事情を聴いたのは2回目で、8月に複数の捜査員で1回目の聴取をした際に少女に好意を持ったという。少女から相談を受けた知人が県警に通報し、発覚した。



 県警の神保誓志・首席監察官は「現職の警察官がこのような事案を起こしたことは、極めて遺憾。被害を受けた方ならびに県民の皆様におわびいたします」とコメントした。【川地隆史】