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2021/10/23 20:37


自民党の麻生太郎副総裁(81)が23日、緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブで飲食した問題で自民党を離党し、神奈川1区から無所属で衆院選に出馬した松本純氏(71)の応援に駆け付けた。

騒動を機に銀座3兄弟≠フ1人とやゆされている松本氏は麻生内閣で官房副長官を務め、麻生氏の側近中の側近だ。

横浜市の京急金沢文庫駅前に登場した麻生氏は1996年に松本氏が衆院で初当選した当時から目をかけているとし、「私が総裁選に出たときに選対を務めたのも松本純。官房副長官という最もしんどい役もやってもらった。ずっと一緒でしたから」と苦楽を共にした絆をアピールした。

松本氏のもとには、21日の安倍晋三元首相を皮切りに自民の大物が続々と応援に入る。麻生氏は「安倍晋三が最初に応援に選んだのが神奈川1区。それが自民党の総意に近い」とも語った。

松本氏は「私は自民党系無所属としてこの戦いを進めたい」と復党への思いをにじませた。

神奈川1区は日本維新の会新人の浅川義治氏、立憲民主党前職の篠原豪氏も立候補している。