0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2021/10/24(日) 08:04:16.19ID:PekaYw9u9毎日新聞 2021/10/24 05:15（最終更新 10/24 05:15） 497文字
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小中高一貫校に通う我が子の様子をフェンス越しに見守る保護者ら＝北京で2021年9月28日、米村耕一撮影
中国の全国人民代表大会（全人代＝国会）常務委員会は23日、子どもの教育について家庭の責任や地方政府の役割を規定する「家庭教育促進法」を可決した。厳しい受験競争を緩和させると同時に、家庭教育の中で中国共産党や国家への愛党・愛国精神を植え付けるよう促す内容だ。
中国では激しさを増す受験競争や、それに伴う教育費の高騰などが社会問題となっており、習近平指導部は学習塾の新設を規制したり、小中学生の宿題などの負担を減らしたりする措置を次々と打ち出している。
家庭教育促進法では、保護者に対し、子どもたちの勉強時間と睡眠や休息、運動などの時間配分をバランスよくするよう求めた。また、地方政府に対しては、義務教育の段階では児童・生徒の宿題や課外学習の負担が減るよう学校などへの監督を強化するよう要求している。
さらに、未成年者に共産党や国、所属集団や社会主義への愛を教え、中華民族共同体意識を固く作り上げることも家庭の責任だとしている。
法律は来年1月から施行されるが、高校や大学に入るための競争が実際に軽減されるわけではないため、法の施行で家庭や子どもの負担が減るかどうかは不透明だ。【北京・米村耕一】
