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2021/10/25 06:47


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当選確実となり、お祝いの花束を笑顔で掲げる山崎真之輔氏=24日午後11時すぎ、静岡市駿河区の連合静岡(田中万紀撮影)

24日投開票の参院静岡選挙区補欠選挙で、大激戦の末に自民党候補ら2新人を下して初当選を確実にした、無所属新人の元静岡県議、山崎真之輔氏(40)=立憲民主、国民民主両党推薦=は同日深夜、静岡市葵区の連合静岡内で支持者らと笑顔で万歳を行った。そして「巨大与党に、無所属の人間が勝利した。衆院選への影響は大きい。これからの日本の政治が変わるきざしになればうれしい」と語り、支持者らからの花束を受け取った。

一方、敗れた自民党新人で元御殿場市長の若林洋平氏(49)=公明党推薦=は同日深夜、静岡市駿河区の選挙事務所で、集まった支持者らを前にあいさつし「悔しいが、私の力不足。多くの皆さんに支えてもらったのに結果が出せなかったのは不徳の致すところ」と頭を下げた。

選挙戦中、党総裁として初陣の岸田文雄首相が2度も応援に入ったが、若林氏は「私の力不足で申し訳なく思っている」と語った。敗因については「できるだけ多くの人に私の思いを伝えたかったが、伝え切れなかった」と述べ、悔しさをにじませた。