0001ひよこ ★ [CN]
2021/10/25(月) 18:48:09.86ID:QuknNFP392021/10/25 16:26
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中期戦略について記者会見するNTTドコモの井伊基之社長＝２５日午後、東京都千代田区（鴨川一也撮影）
ＮＴＴドコモの井伊基之社長は２５日、記者会見を開き、ＮＴＴグループで長距離固定通信事業などを手掛けるＮＴＴコミュニケーションズと、ソフトウエア開発を担うＮＴＴコムウェアの２社を来年１月に子会社化すると発表した。消費者向けの携帯電話事業の経営環境が厳しくなる中で法人事業を強化するのが狙い。井伊氏は「令和７年度に３社の法人事業を現在の１・６兆円から２兆円以上に拡大させる」と述べた。
法人事業は「ドコモビジネス」のブランド名で３社の事業を統合させ、コミュニケーションズが中核を担う。井伊氏はＫＤＤＩやソフトバンクといった競合が固定通信や無線通信、システム開発などを一括で行っていることを念頭に「（統合で）必要な武器を一体として（事業を）進められる立場に立った。これから他社に勝てるサービスを出していけるかが重要だ」と話した。
ドコモなど携帯電話大手は、政府の料金値下げ圧力によって料金値下げを余儀なくされたことで収益環境が悪化。携帯電話事業以外の法人事業などの収益拡大を図っている。ただ、他の大手と違い、ドコモは固定通信やソフトウエア開発などが弱かったため、２社を子会社化する方針を打ち出していた。
ドコモは法人事業と合わせて、医療や金融などスマートライフ事業分野を強化する方針も発表。７年度には法人事業とスマートライフ事業を合わせた収益比率を全体の５０％以上に拡大させる目標を示した。
