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2021年10月26日07時16分




 【ロサンゼルスAFP時事】米西部ニューメキシコ州の映画撮影現場で小道具の銃の暴発によりハリナ・ハッチンス撮影監督が死亡した事故で、誤射した俳優アレック・ボールドウィンさんが当時、カメラに向けて銃を撃つまでの流れを練習していたことが分かった。ハッチンスさんの肩越しに事故を目撃し、自身も負傷したジョエル・ソウザ監督が地元捜査当局に供述した。
 当局が24日にまとめた宣誓供述書によれば、ソウザ監督は、ボールドウィンさんが「教会のセットで信徒用のいすに座り、銃を(ホルスターから)取り出す練習」をしており「銃をカメラのレンズに向けて構えた」と証言。「むちを打つような音がし、パンと大きく鳴った」と語った。