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毎日新聞 2021/10/26 10:24(最終更新 10/26 11:21) 526文字




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公務を引退し米国へ移った英国のヘンリー王子と妻メーガン妃=米ニューヨークで2021年9月25日、AP

 英王族の動向が大きなニュースとなる英国では、秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚について、主要メディアが小室さんの母親を巡る金銭トラブルや「儀式なし」「一時金不支給」となったことなど、一連の経緯も報じている。

 フィナンシャル・タイムズ紙は「彼ら(二人)の関係は日本のタブロイド紙やゴシップ雑誌のネタになった」とし、英王室のヘンリー王子と妻メーガン妃が王室の公務を退く決断をした際の「英国での大騒ぎ」と同様だと指摘した。



 また、多くの英メディアが、米国から9月に帰国した際の小室さんの髪形に関する日本での報道に注目。サンデー・テレグラフ紙は「彼のポニーテールはメディア・センセーションを巻き起こした。タブロイド紙は『失礼だ』と断じた」と伝えた。

 さらに、複数メディアが「議論がある中での結婚」だと日本の世論について報じている。ガーディアン紙は、神道学者の高森明勅氏の「道徳的に、日本人は皇族に完璧であってほしいのだ」とのコメントや、NGO「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長による、自分で選んだ人との結婚は「極めて重要な人権」だとのプレジデント誌(電子版)への寄稿文などを引用し、結婚を巡る「議論」について説明している。【ロンドン服部正法】