https://www.sankei.com/article/20211026-NYU5OC4Q35NFDCOM7P2L37FZ5A/
2021/10/26 12:34


https://www.sankei.com/resizer/i3CnHfVXSDhjkhLCfx5YUlfq9Vs=/0x1200/filters:focal(803x431:813x441)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/IR4M2OWABZLDDORGPBUS5QZEHQ.jpg
萩生田光一経済産業相(川口良介撮影)

萩生田光一経済産業相は26日の閣議後記者会見で、アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー・インフラ相と25日にテレビ会談を行い、増産を含めた国際原油市場の安定化に向けた協力を働き掛けたと明らかにした。

新型コロナウイルス流行からの経済回復などを背景に原油価格は上昇傾向にあり、政府は産油国に増産要請を行う方針を示していた。萩生田氏は、サウジアラビアのエネルギー相との会談も調整中だと明らかにし「日本経済に及ぼす影響を注視しつつ、あらゆるレベルで働き掛けをする」と強調した。

国内の取り組みに関しては、産業への影響が大きくなった場合に、中小企業向けの相談窓口の設置や資金繰り支援などの措置を検討する考えを示した。