https://mainichi.jp/articles/20211101/k00/00m/030/117000c

毎日新聞 2021/11/1 10:05(最終更新 11/1 10:05) 401文字




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韓国国旗=ゲッティ

 第49回衆院選(定数465)で、自民党が単独過半数を確保したことについて、韓国メディアは「日本の有権者は再び自民党を信任した」(聯合ニュース)などと一斉に報じた。

 聯合ニュースは、選挙前に単独過半数割れの予測もあったと紹介。支持率の低い菅義偉前首相に代わる「新顔」として岸田文雄首相が就任したことや、新型コロナウイルスの国内感染者数が大きく減ったことが好材料になったと指摘し「議席減少幅が予想よりも小さくなったのは、安定感を前面にアピールした自民党以外の代案がないと有権者が判断したからだ」と分析した。



 さらに「政権基盤を強化するための初めての試験を無難に通過し、今後の政権運営に弾みがつくだろう」とした。

 一方、保守系の朝鮮日報は、来年7月に日本で参院選が実施されることなども踏まえ、徴用工や慰安婦問題などで冷え込む日韓関係については「当面、大きな変化は期待できない」と指摘した。【ソウル坂口裕彦】