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2021/11/02(火) 22:20:19.30ID:DRITcjVg9毎日新聞 2021/11/2 21:12（最終更新 11/2 21:12） 有料記事 1612文字
立憲民主党は衆院選での大敗を受け、「創業者」の枝野幸男代表が辞意表明する事態となった。共産党などとの「野党共闘」のあり方を見直すべきだとの声が高まり、代表選では共産との距離感や世代交代が争点となる。国会運営や来夏に迫った参院選に向けた選挙協力にも影響が出そうだ。
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「（衆院選で）政権選択選挙と言える構えを作れたが、有為な仲間がたくさん戻れず、現有議席を下回る残念な結果になった。何よりも当選できなかった仲間に大変申し訳ない」。枝野氏は2日の執行役員会で陳謝し、頭を下げた。
出席した党幹部は「4年前の旧立憲結党で救われた仲間が多くいた」とねぎらったが、共産党などとの候補者一本化を巡って注文も出た。ある出席者は「衆院選の総括時に、科学的根拠を示してほしい」と共闘の影響を含めて敗因を分析するよう求めた。
2017年前回選の「希望の党」騒動の際に旧立憲を設立した創設者であり、それ以降の約4年、党のシンボルであり続けた枝野氏の代表辞任は、立憲にとって大きな転機となる。
当時の枝野氏は、旧希望の党を立ち上げた小池百合子東京都知事から「排除」された旧民進党の同僚を救い、リベラル系勢力を糾合しようと奔走。同年の衆院選で現行制度下最少ながら野党第1党として旧立憲を「躍進」させた。
東日本大震災時に菅直人内閣で官房長官を務めた経験もあり、国会論戦では安倍晋三、菅義偉両首相と対峙（たいじ）。野党勢力の結集を目指した。20年秋には旧国民民主党や無所属議員の一部が合流し、新立憲が所属議員100人を超える一大野党に復権したことも含めて、党の最大の「功労者」といえる。
しかしその後、「政権交代」を掲げる枝野氏の姿勢をよそに、立憲の政党支持率は伸び悩んだ。…
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