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毎日新聞 2021/11/2 21:30(最終更新 11/2 21:53) 406文字




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立憲民主党執行役員会で辞意を表明する枝野幸男代表=衆院第2議員会館で2021年11月2日午後1時2分、竹内幹撮影

 立憲民主党の枝野幸男代表が辞任表明し、衆院選を戦った立憲の候補者や地方組織の関係者は「負けたのだから仕方ない」と淡々と受け止めた。

 福岡2区で自民前職に惜敗し、比例復活した前職の稲富修二氏(51)は「結果が出なかったのだから代表を続けるのは難しい。辞めざるを得ない」と話した。枝野氏は旧国民民主と合流を呼びかけて2020年9月の新立憲誕生にこぎ着けるなど一定の実績もあった。「枝野代表の下で旧国民との合流は前進したが、その動きに乗れない議員もいた。新しい代表は、旧民主系がもう一度固まる努力をすべきだ」と述べた。



 衆院選佐賀1、2区では、いずれも立憲前職が勝利した。それでも江口善紀県連総務会長は「(全国で)議席を減らしたのだから執行部の責任問題になるだろうと思っていた。与党にしっかり対峙(たいじ)して政権の選択肢となれるよう、党を引っ張ってもらえる人にリーダーになってほしい」と語った。【土田暁彦、山口響】