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2021/11/04(木) 20:39:16.07ID:HOGqgiYW9毎日新聞 2021/11/4 19:37（最終更新 11/4 19:37） 551文字
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就任記者会見をする自民党の茂木敏充幹事長＝東京都千代田区の同党本部で2021年11月4日午後3時半、竹内幹撮影
自民党は4日の臨時総務会で、茂木敏充幹事長（66）の就任を正式に決定した。衆院選の小選挙区で敗れて比例復活し、辞任した甘利明氏の後任。岸田文雄首相は同日、首相官邸で記者団に、10日に予定される第2次岸田内閣の発足まで茂木氏の後任を決めず、自身が外相を兼務することを明らかにした。
茂木氏は就任後、党本部で記者会見した。衆院選で自民、公明両党で過半数の議席を獲得したことなどに触れ「国民から大きな信任をいただき、その期待にしっかり応えたい」と述べた。そのうえで、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ経済回復のため、経済対策を含む2021年度補正予算案の早期成立▽党役員の任期制限などの党改革▽参院選に向けた体制づくり――の3点を優先して取り組む考えを示した。
茂木氏は、党改革について「来年の参院選を待つことはなく、早い段階でできるものは実行する」と述べ、参院選については「勝利に向けた準備と態勢づくりをしっかりと進めたい」と強調。憲法改正については「日本維新の会も含めて、さまざまな政党と議論を重ねていきたい」と語った。
茂木氏は1993年に初当選し、経済産業相などを歴任し、19年9月から外相を務めた。現在、竹下派の会長代行。茂木氏の後任の外相には、林芳正元文部科学相の起用が検討されている。【堀和彦】
