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2021/11/05(金) 15:44:14.05ID:SXrIDdg09毎日新聞 2021/11/5 14:35(最終更新 11/5 14:35) 589文字
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萩生田光一経産相
萩生田光一経済産業相は5日の閣議後記者会見で、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が日本政府からの原油の増産要請を「聞いていない」と明かしたことについて「先週末にレター(書簡)を送り、現地の関係者が大臣に伝達したと確認している。間接的な要請は承知していたと思う」と反論した。
原油価格の高騰を受け、岸田文雄首相は10月18日、主要産油国への増産の働き掛けを関係閣僚に指示。萩生田氏も「産油国への増産の働き掛けを行い、経済活動に支障がないよう機動的な対応をしていく」としていた。
しかし、アブドルアジズ氏は4日に開かれた石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」閣僚級会合後のオンライン記者会見で「日本の新しい大臣が就任した時にお祝いの電話をかけたが、折り返しの電話もない。来週にもかけ直したい」と述べ、増産要請については「聞いていない」と明言した。
アブドルアジズ氏はOPECプラスの最重要人物。同氏の発言が事実であれば、日本政府は産油国による重要会議の開催前に直接、増産を働き掛ける絶好の機会を逃したことになる。
これに対し萩生田氏は「テレビ会議の日程が最終的に詰まらなくて、私が大臣と直接オンラインを通じて話した事実はない」と説明。アブドルアジズ氏からの電話について「受けていない。違う人にかけちゃったんじゃないか」と述べた。【高橋祐貴】