https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110600177
2021年11月06日06時19分




 【北京時事】中国の北京市朝陽区人民法院(裁判所)は6日までに、同国で「無印良品」の商標を持つ現地企業が、生活雑貨店「無印良品」を展開する日本の良品計画を相手に起こした民事訴訟で現地企業側の訴えを認め、良品計画に40万元(約710万円)の賠償を命じた判決文を公表した。
 判決文によると、良品計画は2019年、タオルなどの区分で「無印良品」の商標を登録していた現地企業から商標権侵害で提訴された訴訟で、最終的に敗訴。その直後に「他社に商標を抜け駆け登録された」と批判する声明を店頭や通販サイトに掲示した。現地企業はこれが名誉毀損(きそん)に当たるとして、良品計画を訴えた。