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毎日新聞 2021/11/6 10:38(最終更新 11/6 10:38) 287文字




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栃木県那須町

 栃木県那須町は5日、町内に住む税滞納者と同姓同名で生年月日も同じで、住所が違う別人の預金口座を誤って差し押さえたと発表した。

 町によると、滞納者は町県民税と固定資産税を合わせた2万8277円を納めていなかったため、町は10月8日に預金口座を差し押さえた。しかし、11月2日に県外在住者から「町に銀行預金の口座が差し押さえられている」と電話連絡があり、間違いに気づいた。職員が住所の確認を怠っていたのが原因だという。



 町は税務課内の事務手順を点検し、チェック体制のマニュアル化を進める。同課の担当者は「ダブルチェックを徹底するなど、再発防止に努めたい」と話した。【湯浅聖一】