https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110800134
2021年11月08日05時51分




 【ワシントン時事】バイデン米大統領は7日、イラクのカディミ首相の自宅が爆発物を積んだ無人機で攻撃された暗殺未遂事件について「イラクの民主主義プロセスを弱体化させるために暴力を行使する者を、最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。その上で、イラク当局による事件の捜査に全面的に協力すると表明した。
 イラクでは10月の総選挙後、選挙の不正を訴えるデモ隊の行動が激化しており、今回の事件は政府に反発する勢力の仕業である可能性が高い。声明でバイデン氏は、犯行を「テロ行為」と断定して強く批判した。