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2021/11/12 11:08


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沖縄県国頭村の辺土名漁港に漂着した大量の軽石=10月

小笠原諸島の海底火山噴火で発生したとみられる少量の軽石が、伊豆諸島の式根島(東京都新島村)に漂着したことが12日、村への取材で分かった。船舶の航行や住民生活への影響は確認されていない。今後、港などにオイルフェンスを設置して被害に備える。

新島村によると、式根島支所の職員が10日、漁港に軽石が漂着しているのを確認し、網でバケツ数杯分を回収した。大きいもので長さ1センチ程度で、色や形から海底火山のものの可能性があるという。

軽石は既に鹿児島、沖縄両県の港などで確認されている。海洋研究開発機構は、黒潮に乗った軽石が11月末ごろに関東地方の沖合にも到達すると予測していた。