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2021年11月12日20時01分

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四国南方沖で共同訓練を行う海上自衛隊の護衛艦「いなづま」(右奥)と豪海軍のフリゲート艦「ワラマンガ」(海自提供)




 防衛省は12日、海上自衛隊の護衛艦がオーストラリア海軍の艦艇を警護する「武器等防護」を実施したと発表した。自衛隊が米軍以外を警護するのは初めて。日豪は「特別な戦略的パートナー」として連携を深めており、同省担当者は「両国の防衛協力にとって、極めて重要な進展だ」と話している。


 同省によると、10日から四国南方海域で行われていた海自と豪海軍との共同訓練中、豪側からの要請で、海自の護衛艦「いなづま」が自衛隊法に基づき豪海軍のフリゲート艦「ワラマンガ」を警護した。武器使用などはなかった。