https://japan.cna.com.tw/news/apol/202111130005.aspx
2021/11/13 18:47


https://imgcdn.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/202111/20211113185404.jpg
ホンジュラスのエルナンデス大統領(左)と会談する蔡英文総統(右2)

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は13日、台湾を訪問中の中米ホンジュラスのエルナンデス大統領と台北市の総統府で会談し、今後も国際社会でお互いに助け合い、進歩と発展を促進できればと期待を寄せた。

蔡氏は、中華民国(台湾)がホンジュラスと国交を結んでから80年の節目に当たることなどに触れ、エルナンデス氏の訪台は大きな意義があるとあいさつ。近年は首脳の相互訪問を通じて協力を密にし、新たな成果を生み出してきたと良好な関係を振り返った。

またホンジュラスが近年、国際組織への台湾の参加支持を表明していることについても感謝を示した。

エルナンデス氏は、台湾との技術協力で栽培が広まったホンジュラス産のアボカドのおいしさをアピール。アジア市場への早期進出を願った。

ホンジュラスでは今月28日に大統領選が実施される。エルナンデス氏は、今後も台湾と教育や医療面での科学技術の運用などで意見交換したいとの意欲を示し、自身の退任後も、深い友好関係がさらに深化できるよう期待すると語った。

(温貴香/編集:齊藤啓介)