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毎日新聞 2021/11/17 19:07(最終更新 11/17 19:07) 有料記事 411文字




 14日投開票された広島県知事選で、告示日の10月28日に県内の多数の郵便局長が一斉に有給休暇を使い、選挙掲示板に現職候補のポスターを張っていたことが17日、日本郵便への取材で分かった。同社は「局長が同時に休めば業務に支障が出かねない」として、全国郵便局長会に対し、政治活動をする場合は業務に配慮するよう申し入れる。

 知事選には、現職の湯崎英彦氏ら3人が立候補し、湯崎氏が当選した。陣営関係者によると、告示日が衆院選期間と重なり地方議員にポスター張りを頼めなかったため、郵便局長やOBでつくる推薦団体の「広島県郵政政治連盟」に協力を依頼。県内に8148ある掲示板のうち4000カ所以上を連盟が担当した。

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