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2021/11/18(木) 10:00:12.16ID:5eXCrong9毎日新聞 2021/11/18 08:50(最終更新 11/18 08:50) 545文字
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アイフォーンのカメラやディスプレーを利用者が自分で修理できるようになる=アップル提供
米アップルは17日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を個人で修理できるサービスを始めると発表した。ディスプレーや電池など修理の多い純正部品を利用者が直接購入できるようになる。2022年初めに米国で開始し、同年中に対象国を拡大する。日本での提供予定は明らかにしていない。
同サービスは、ディスプレーや電池、カメラなど200種類以上の部品や工具、修理マニュアルを専用サイトで注文し、個人で故障した部品を修理することができる。アイフォーン「12」「13」シリーズが対象で、その後、パソコン「Mac」の最新機種も追加する。
アップルはこれまで、アイフォーンの修理は正規のサービス店や専用トレーニングを受けた修理業者に限定していた。アップルは今回のサービスについて「修理が必要な利用者の選択肢を広げる」と説明する一方、「電子機器の知識がある技術者向けで、一般の顧客は専門の修理業者を利用するのが最も安全で確実」としている。
米国や欧州連合(EU)では大手メーカーが修理業者を限定することで「修理費用が高額になっている」との指摘があり、独占禁止法当局が、消費者がメーカーの指定業者を通さずに製品を修理できる「修理する権利」を保証するための規制強化に動き出していた。【ワシントン中井正裕】