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[ 2021年11月20日 11:23 ]

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須田慎一郎氏
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 経済ジャーナリストの須田慎一郎氏(60)が20日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に生出演。国会議員に毎月100万円ずつ支払われる文書通信交通滞在費(文通費)について私見を語った。

 須田氏は「必要であることは間違いないんですよ。ただ、文通費は経費なんです」と前置きした上で、「民間企業の場合の経費は使った分しかもらえないですよね。ところが、文通費については使ってなくてももらえます」と指摘。「本当に議員活動にかかわるものかどうか分からない場合でももらえます」と問題点を挙げた。

 さらに須田氏は実体験に触れ、「何年か前に国会議員の方と夜、会食した時に、『須田さん、これで帰ってよ』って現金を渡そうとするんです。『いやいや、もらえませんよ』って言ったけど、『これ、国で認められた文通費だから』って。そういう使い方もあるんですよ」と苦笑い。当時、金は受け取らなかったと強調した上で、「私は議員活動やってないから、渡すってこと自体、おかしいんじゃないかな」とポツリ。文通費について、「国からもらったお金を国に戻せる仕組みをつくればいい」と提案した。