https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112100268
2021年11月21日20時30分




 東京都の小池百合子知事が21日、都庁で記者団の取材に応じた際の冒頭発言と主なやりとりは次の通り。


 休養を十分取り、きょうから通常の公務復帰となった。ご心配お掛けして誠に恐縮だ。
 テレワークをしながら都庁担当者と連携してきた。東京2020大会のレガシー(遺産)を生かして未来を紡ぐことが大きなテーマだ。12月議会に向け、補正予算や来年度予算の編成についても、改めて都政全体を大局的に見直す良い期間となった。危機管理やデジタルトランスフォーメーション、人材育成を分厚くしていくことを再確認する機会に充てさせてもらった。
 都政をさらに輝かせていくためにも、何より新型コロナウイルス対策については「第6波」をいかに防ぐか、都民の命を最優先に進める。
 ―深刻な病気ではとの報道もあったが。
 おかげさまで体調は万全だ。これまでコロナやオリパラ対策があり、常に全力で駆け抜けてきた。感染状況が落ち着き、この時間を取ることができた。都民や医療従事者のご協力のおかげだ。どうぞご心配ないように。
 ―伊豆諸島で軽石の漂着が懸念されている。
 テレワークをしながら指示もしてきた。国の機関とも連携しながら対策を進める。
 ―木下富美子都議への受け止めは。
 都政の停滞が懸念されている。出処進退について彼女自身が決することを確信している。