https://www.sankei.com/article/20211121-ZSEBPV65CBJPJKXSJVK36FBJZ4/
2021/11/21 20:00



21日午前9時10分ごろ、青森県八戸市の八戸港沖で座礁し沈んだままとなっているパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)の船尾部内で、ガス爆発が起きたと119番通報があった。船尾部の撤去作業中だった潜水士の男性(61)が巻き込まれ、肩や胸を打撲した。命に別条はない。

八戸海上保安部によると、男性は水深約14メートルで、重さ約3300トンの船尾部を分割撤去するため、船体に解体用チェーンを通す穴を開けていた。同保安部が詳しい爆発原因を調べている。

船は8月11日に座礁し真っ二つに割れた。油の抜き取り終了後、船首部は広島県の業者に引き渡された。