0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2021/11/22(月) 18:45:30.64ID:ZyU7yluQ92021年11月22日17時31分
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２２日にオンラインで開催された中国と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議に臨む各国首脳（タイ政府提供）（ＥＰＡ時事）
【バンコク時事】中国と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は２２日、オンラインで首脳会議を開き、双方による「包括的戦略パートナーシップの構築」を宣言した。中国の習近平国家主席は会議で「双方の関係の新たな一里塚となる」と述べ、関係強化に意欲を示した。
首脳会議は中国とＡＳＥＡＮの対話関係樹立から３０年となるのを記念して開いた。中国からは通常、ＡＳＥＡＮとの首脳会議に李克強首相が臨んでいるが、習氏が出席することで東南アジア重視の姿勢を打ち出した。
会議後に発表された共同声明は、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」や、新型コロナウイルスの感染拡大後の持続的発展を見据えた協力強化をうたっている。
習氏は関係強化が「地域と世界の平和と安定、繁栄、発展の新たな推進力となる」と指摘した。また、軍事拠点化を進める南シナ海を念頭に「中国は決して覇権を追求せず、小国を脅すこともない」と力説した。
共同声明は南シナ海情勢に関し、「相互信頼の強化および平和と安定の維持」を強調。中国とＡＳＥＡＮが策定している紛争防止のための「行動規範」の早期妥結に期待感を示した。
ただ、中国と領有権を争う国は不信感を募らせている。フィリピンのドゥテルテ大統領は「中国は包括的戦略パートナーシップの地位にふさわしい」と歓迎しつつも、南シナ海での紛争に「嫌悪感と重大な懸念」を表明し、中国をけん制した。
