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2021年11月24日10時57分

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バイデン米大統領=23日、ワシントン(EPA時事)




 【ワシントン時事】米国務省は23日までに、オンライン形式で12月9、10の両日開かれる「民主主義サミット」の招待リストを公表した。約110の参加国・地域に日本や欧州主要国のほか台湾が含まれる一方、バイデン政権が権威主義体制とみなす中国やロシアは招待しなかった。各国の指導者を集めた会合に台湾が呼ばれたことに中国が反発するのは必至だ。


 ホワイトハウスによると、民主主義サミットは民主主義国の指導者らを集め、(1)権威主義に対する備え(2)汚職との闘い(3)人権尊重の促進―をテーマに議論を深める計画。民主主義の価値を共有する国を結集し、中ロなどに対抗する狙いがある。
 権威主義的傾向を強めるトルコやハンガリーは北大西洋条約機構(NATO)加盟国でありながら、招待されなかった。