https://mainichi.jp/articles/20211124/k00/00m/040/081000c

毎日新聞 2021/11/24 13:13(最終更新 11/24 13:14) 437文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/11/16/20201116k0000m040086000p/9.jpg
愛知県警=2020年10月6日、兵藤公治撮影

 24日午前8時10分ごろ、愛知県弥富市の市立中学校から「正門に急いできてほしい」と119番があった。海部南部消防組合によると、同中3年の男子生徒(14)が心肺停止で市内の病院に救急搬送され、その後死亡した。県警は別の同中3年の男子生徒が包丁で刺したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。容疑を殺人に切り替えて調べている。逮捕された生徒は「私がやったことで間違いない」と容疑を認めているといい、県警は詳しい経緯を調べている。

 県警や同市教育委員会によると、2人はクラスは別という。この日の始業前に2人にトラブルがあり、校舎内で刺され、生徒の悲鳴を聞いた教員が駆けつけ通報したという。



 現場の中学校には多数の報道陣が詰めかけ、物々しい雰囲気に包まれた。近所に住む30代女性は「警察や救急車が続々と中学校に来ていると家族から聞き、外出先から帰ってきた。1年と2年の娘2人が通っているので心配。まさかこの学校でこんな事件が起きるなんて信じられない」と話していた。【森田采花、加藤沙波】