2021年11月24日18時00分



衆院選で自民党や立憲民主党が議席を減らす中、いわゆる「野党共闘」に加わらず独自路線を取った国民民主党は公示前の8議席から11議席に増やした。玉木雄一郎代表がJ-CASTニュースの取材に応じ、特に経済政策を愚直に訴え、若者にも響いたことが奏功したとの見方を示した。

「野党国対」の枠組みを離脱する一方で、維新との接近も指摘される。玉木氏によると「国民とは近距離、各党とは等距離」。与野党にかかわらず、政策単位で協力を求めていきたい考えだ。議席を減らした立憲については、共産党との選挙協力で「主張の現実性」などが「揺らいできている気がする」とも指摘した。改めて連携するとすれば、立憲が共産と「少なくとも政策的なものでは、ちゃんと一定の距離を置いて、現実路線でやっていく」ことが必要だとした。原油価格高騰への対策では、衆院選で追加公約として掲げたトリガー条項の凍結解除を引き続き訴える。憲法改正については、「自民党みたいにやたらめったら権力を広げようとする改正でも駄目だし、何でもかんでも『一字一句変えちゃ駄目だ』というのでも駄目」。憲法審査会を継続的に開いて議論を促進すべきだという立場だ。緊急事態条項についても「議論したらいい」とした。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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J-CASTニュースの取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表


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https://www.j-cast.com/2021/11/24425590.html