https://www.sankei.com/article/20211125-626EYAXKEROHJMXYJ4Q7WHR7VQ/
2021/11/25 09:04


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大統領選への立候補を届け出るセイフイスラム氏(右)=14日、リビア・セブハ(ロイター)

リビアの選管当局は24日、長期独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏(49)が届け出をしていた12月の大統領選への立候補を拒否した。審査の結果、立候補資格に合致しなかったとしている。リビアのメディアが伝えた。

2011年のカダフィ政権崩壊後に内戦に陥ったリビアでは、旧政権を懐かしむ市民の間でセイフイスラム氏への待望論があった。一方で反体制派の弾圧に関与していたとして反発も広がっていた。

東西勢力による内戦の停戦が成立しているリビアでは12月24日に大統領選を予定。セイフイスラム氏のほか、東部ベンガジを拠点とする軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル司令官、暫定統一政権のドベイバ首相らが出馬の意向を表明している。(共同)