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2021.11.26

著者:
ENCOUNT編集部



東京都の小池百合子知事が26日、都庁で行われた定例会見に出席。22日に辞任した木下富美子元都議について「本人が最終的に決められたということ」と話した。

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会見に臨んだ小池百合子知事【写真:ENCOUNT編集部】


木下元都議は都議会の議員辞職勧告や召喚状には応じず、議会欠席を続けていた
 東京都の小池百合子知事が26日、都庁で行われた定例会見に出席。22日に辞任した木下富美子元都議について「本人が最終的に決められたということ」と話した。

 木下元都議は東京都議選期間中の今年7月、無免許運転で事故を起こし、警視庁から在宅起訴された。都議会の議員辞職勧告や召喚状には応じず、議会欠席を続けていた。今月9日に再選後初登庁した際には「辞職の考えはない」としていたが、小池氏が通常業務に復帰した翌日の22日に一転して辞表を提出、受理されていた。

 木下元都議が辞職会見で「知事から辞職を諭された」と語ったことについて、小池都知事は「結果として本人が自らお決めになったことは是としたい。来年からの大事な補正予算がきちんと審議できるような状況を作りたい、その環境が確保できたことはよかった」とし、「本人にもきちんと謝罪するように勧めた。人生長いんだからよく自分のこと考えなさいと伝えました」と辞職するよう説得していたことを認めた。

 その上で、小池都知事は「本人が最終的に決められたということ。その後どうするかはご本人次第です」とあくまで木下元都議が決断したことだとし、「色々と皆様方にご迷惑をおかけしたことは私からも申し訳ないと思っている」と話した。