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毎日新聞 2021/11/26 17:46(最終更新 11/26 17:46) 311文字




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北海道夕張市

 25日午後1時15分ごろ、北海道夕張市富野の山林で、行方不明者を捜索していた栗山署員らが、頭部に深い傷を負った男性の遺体を発見した。死因は外傷性ショックで、ひっかき傷などからヒグマに襲われた可能性があるという。同署は、遺体は行方不明となっていた江別市の50代男性とみて身元の確認を進める。

 同署によると、24日に男性の家族から「猟に行って帰ってこない」と届け出があった。携帯電話の位置情報を基に捜したところ、林道から約20メートル下の斜面で遺体を発見した。近くには猟銃が落ちていた。



 ヒグマによる道内の今年の死傷者数は11人(死亡3人、重傷6人、軽傷2人)に上り、統計のある1962年以降で最悪となっている。【谷口拓未】