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2021年11月26日19時35分

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記者会見する松野博一官房長官=26日、首相官邸




 政府は26日、新型コロナウイルスの新たな変異株が南アフリカなどで見つかったことを受け、同国をはじめ6カ国を対象に水際対策を強化すると発表した。帰国者や外国人入国者に指定宿泊施設での10日間の待機を義務付ける。27日午前0時以降の帰国・入国に適用される。


 対象は南アフリカのほか、エスワティニ(旧スワジランド)、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、レソト。英国は25日にこれら6カ国からの外国人の入国を禁止し、旅客機の運航を一時停止するなどの措置を発表している。
 待機期間は当初、6日間を想定していたが、政府内でより厳格な対応を求める声が強まり、10日間とした。水際対策強化の開始日も当初検討していた週明けから前倒しした。
 新変異株について、松野博一官房長官は26日の記者会見で「感染性が増している可能性があるとの情報やワクチンの効果は不明だとの情報がある」と指摘した。