https://www.sankei.com/article/20211127-OXJXTWVKAZN5ZGAEDUGYNI7WG4/
2021/11/27 09:56


https://www.sankei.com/resizer/1ICRi0Xk4mkAR2RuXZVpI1Fxq30=/679x509/filters:focal(332x178:342x188)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/RSQR75N6YVC5PJWMOEKVJRDBKM.jpg
中国の王毅国務委員兼外相(新華社=共同)

中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相は26日、ロシアのラブロフ外相、インドのジャイシャンカル外相との3者会談をオンラインで行った。王氏は、米国が来月開く「民主主義サミット」を「分裂と対立をつくり出す」と非難した。インドは同サミットに招かれている。中国は日米豪印の枠組み「クアッド」を警戒しており、インドを引き寄せる狙いもありそうだ。

王氏は「米国は世界の指導者を気取っている」と批判。民主主義の形は一つではなく「中ロ印は国情に合った発展の道を歩み、世界に正しい民主主義観を打ち立てる責任がある」と主張した。

また、新型コロナウイルスの起源調査を政治的な道具とすることに反対だと強調。中印ロが協力して「米国や西側国家が責任を果たし、アフガンに人道支援を提供するよう促す」べきだと表明した。(共同)