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2021/11/27 18:09



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基隆メトロ第1期区間のルート図=交通部提供

(台北中央社)交通部(交通省)は26日、建設が計画されている基隆メトロ第1期区間のルート案を公表した。台湾鉄路管理局(台鉄)八堵駅(北部・基隆市)―南港駅(同・台北市)間を結ぶ16.05キロの区間に13駅が設置される予定。

王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)はこの日午前、柯文哲(かぶんてつ)台北市長と面会。ルート案について合意に達した。建設費は425億台湾元(約1730億円)を見込む。

同部によると、台北メトロ汐東線の計画の一部と統合し、基隆メトロと台北メトロで新北市汐止区内に新設する車両基地を共用する。またルート案は基隆河沿いの開発や汐止地区の産業発展計画に合わせたほか、沿線自治体が求めていた利便性向上にも配慮したという。

基隆市と台北市を結ぶ鉄道新線計画は、当初ライトレール(LRT)の建設が予定されていたが、昨年10月に中量軌道輸送システムへの変更が決まった。同部鉄道局の計画によれば、設置予定の13駅は高架9駅、地上2駅、地下2駅。路線の大半が高架区間になるとしている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)