https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112700536
2021年11月27日21時12分




 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領とアゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相が26日、ロシア南部ソチで会談した。プーチン氏は会談後、係争地ナゴルノカラバフをめぐり昨年に軍事衝突したアゼルバイジャンとアルメニアの国境画定作業を年内に開始することで合意したと発表した。
 昨年9〜11月に起きたナゴルノカラバフ紛争は、資源国として国力を充実させてきたアゼルバイジャンが勝利。双方の死者は計6500人超とされる。ロシアの仲介で停戦に至ったが、緊張の火種はくすぶっている。今月も国境付近で衝突が起きて死者が出ており、国境画定作業が順調に進むかは不透明だ。