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2021/11/28 10:11


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立憲民主党代表選挙に立候補してる(左から)逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣=東京・永田町(撮影・斎藤浩一)

立憲民主党の代表選(30日投開票)の4候補は28日、フジテレビ番組にそろって出演した。国政選挙で選挙区の野党候補を一本化する方策として、立民や日本維新の会、国民民主党といった野党による予備選挙の活用について、各候補に温度差がみられた。同じ番組に出演した橋下徹元大阪市長の提案に対し、答えた。

代表選の国会議員票で先行する泉健太政調会長は「あまりよく思われていない案だと今の時点では認識している」と述べ、消極姿勢を示した。「民主党や民進党のときに議論をした。他党には『票で押さえ付けるのか』といった雰囲気があった。高圧的だという話もあった」と説明した。

一方、逢坂誠二元首相補佐官は「ひとつの方法だと思う」、小川淳也元総務政務官「大胆ではあるが、意味のある提案だと思う」とそれぞれ述べ、検討に含みを残した。西村智奈美元厚生労働副大臣は「一本化をみんなで合意できたらやる意味がある。ただ、一本化が前提でないと、後になって困る」と語った。

代表選は、29日に郵送かインターネットによる地方議員や党員・協力党員の投票が締め切られる。30日に東京都内のホテルで開かれる臨時党大会で国会議員と参院選の公認候補予定者が投票し、開票作業を経て新代表が決まる。