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毎日新聞 2021/11/30 00:00(最終更新 11/30 00:01) 569文字




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56歳の誕生日を前に、赤坂御用地を散策される秋篠宮さまと次女佳子さま、長男悠仁さま=東京都港区で2021年11月12日(宮内庁提供)

 秋篠宮家の長女小室眞子さん(30)と圭さん(30)の結婚について、秋篠宮さまが思いを率直に語られた。誕生日記者会見で2人の結婚に触れるのは5回目。「元気で暮らしてくれればいい」。父親としての安堵(あんど)の表情を見せつつ、儀式のない結婚は本意でなかったことを明かした。【井川加菜美、和田武士】

 秋篠宮さまの56歳の誕生日を前にした記者会見では、お茶の水女子大付属中3年で、来春には高校進学を控える長男悠仁さまの話題も。進学先について、秋篠宮さまは「本人とも相談しつつ進めている」と述べるにとどめた。1年前より机に向かう時間が格段に長くなっているといい、「問題を解いている様子などを見ると、改めて今15歳で中学3年生ということを実感する」と話した。

 次女佳子さまは5月に全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員となり、10月には長女小室眞子さんが務めていた日本テニス協会名誉総裁に就任。秋篠宮さまは「少しでも役に立つようつとめてくれればうれしい」と述べ、結婚については「そういう時期が来たらじっくりと話し合いたい」と語った。

 また、結婚などで皇族数が減少している現状について、秋篠宮さまは「今いる人数で(活動を)行うしかない」としつつ、夫と妻が別々に違う行事に出れば「一つしかできないことが二つになる」とも述べ、工夫の余地があるとの認識を示した。