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毎日新聞 2021/11/30 00:00(最終更新 11/30 00:00) 304文字




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施設での待機日数を示した検疫所のボード。帰国した日本人も対象だ=成田空港で2021年11月29日午後3時28分、中村宰和撮影

 南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が世界で急拡大する中、政府は30日午前0時、すべての外国人の新規入国を原則禁止した。成田空港では水際対策が強化され、厳戒態勢が取られている。

 前日の29日には、国際線の旅客機が到着すると検疫所のスタッフがすべての入国者一人一人に、南アやナミビア、ボツワナなど対策強化の対象となっていたアフリカ9カ国での滞在歴の有無や体調などを聞き取った。その後、全員から誓約書やPCR検査の陰性証明、ワクチン接種証明書などを提出させ、スタッフが丁寧に確認作業を進めていた。検疫所の担当者は「これまでよりも厳重に警戒している」と説明した。【中村宰和】