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毎日新聞 2021/11/30 12:48(最終更新 11/30 12:48) 357文字




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警視庁=米田堅持撮影

 温水洗浄便座を盗んだとして、警視庁捜査3課は30日、千葉県柏市増尾台1、無職、高野裕章容疑者(39)を窃盗と建造物侵入容疑で逮捕したと発表した。温水洗浄便座は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う部品不足などで品薄になっており「高く売れると思った。遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めているという。同課は4〜11月に東京都立川市や千葉県白井市の倉庫から計92台(約800万円)を盗んだとみて調べる。

 逮捕容疑は11月12日午後11時〜13日午前2時ごろ、立川市の住宅設備販売会社の倉庫に侵入し、温水洗浄便座「ウォシュレット」17台(約230万円相当)を盗んだとしている。同課によると、高野容疑者は素手で倉庫の壁に人が通り抜けられる程度の大きさの穴を開けて侵入。盗んだものを買い取り業者に売っていたとみられる。【最上和喜】