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2021年11月30日16時54分

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立憲民主党の臨時党大会で新代表に選出された泉健太氏=30日午後、東京都港区

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立憲民主党の新代表に選出され、記者会見する泉健太氏=30日午後、東京都港区




 立憲民主党代表選は30日、東京都内で開かれた臨時党大会で投開票され、決選投票の結果、泉健太政調会長(47)が逢坂誠二元首相補佐官(62)を破り、新代表に選出された。泉氏は直ちに党役員人事に着手する見通し。代表選で戦った3候補を起用するとともに、半数は女性とする方針だ。任期は2024年9月末まで。


 泉氏は、衆院京都3区選出で当選8回。旧国民民主党出身で国対委員長や政調会長を歴任。昨年9月の代表選で枝野幸男前代表と戦った。泉氏は先の衆院選敗北を受けた党勢の立て直し、来年夏の参院選への対応など、野党第1党の党首として重責を担う。
 泉氏は記者会見で、先の衆院選で共産党と合意した「限定的な閣外協力」に関し、「単に継続ではなく党として総括しなければならない。現時点で何かが存在しているという考えではない」と述べた。
 代表選は、泉、逢坂両氏、小川淳也元総務政務官(50)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)の4氏によるポイント制で争われた。泉氏は1回目の投票でトップとなったが過半数に届かず、2位の逢坂氏との決選投票となった。