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2021年12月1日 15時22分スポーツ報知

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橋下徹氏



 1日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・午後1時55分)では、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が日本で初めて確認されたことを特集した。

 政府が水際対策として、全世界を対象に外国人の入国を11月30日午前0時から禁止したことについて、コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「岸田(文雄首相)さんの判断を僕は支持します。とにかく世界のどこから入ってこようが新規の外国人は(入国)停止と」とまずコメント。

 その上で「これまで日本も第5波まで経験して、いろんな治験を積み重ねてきて知恵もついてきましたから、ワクチンだって、医療体制だって、きちんと対応できると思います。最初の安倍(晋三)さんや菅(義偉)さん、初めてこの問題に取り組んだ人たちは本当に大変だったと思います。もちろん、僕らメディアの立場だったら、批判はバンバンしますけど、何も分からない中で一応、ワクチンとか入国制限とか枠組みを作ったわけだから」と評価。

 さらに「でも、政治家が怠慢なのは、この入国制限のところをいまだに法律改正していないんですよ」とピシャリ。

 「感染している人の上陸拒否はできるんですけど、感染していない人まで一斉に拒否できるのには根拠がないんですよ。安倍さんが内閣法制局とガンガン議論して、役人たちが無理ですと言った出入国管理法のいわゆるテロリストを排除するような規定を使って、今、(入国を)止めているんですけれども、そこから法律改正が2年近く経っているのに、国会議員、この重要な法律改正をやらずに文通費ばっかりもらってね。そこが許せない!」と怒りをあわらにしていた。