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2021/12/01 18:48



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ストーカー規制法案に署名する蔡総統

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は1日、ストーカー行為を予防、規制する法案に総統府(台北市)で署名した。6カ月後に施行されるとし、不当な付きまといや嫌がらせに公権力がより早く介入できるようになることで、被害の予防につながるとの見解を示した。

同法案は先月19日、立法院院会(国会本会議)で可決された。性や性別と関係のある行為で、付きまといやインターネット上での嫌がらせなど相手の日常生活に影響を及ぼす行為を対象とし、違反者には最大5年の懲役が科される。裁判所が事態の重大さを認めた場合、予防拘禁も可能になる。

蔡氏は同法案について、ジェンダーに基づく暴力の防止、規制における重要な一歩だと指摘。台湾のジェンダー平等は世界的に高い水準にあるとしつつ、まだ多くの女性が暴力の脅威にさらされているとし、「この道においてできることは永遠にあり、より良くできると信じている」と語った。

(温貴香、葉素萍/編集:楊千慧)