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2021年12月02日13時09分

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【ミラノAFP=時事】イタリアの高級ファッションブランド「アルマーニ」は1日、アンゴラウサギから採取した毛で作られるアンゴラ毛糸の使用をやめると発表した。(写真は資料写真)
 動物の毛皮を使わない「ファーフリー(脱毛皮)」方針の一環。2022年秋冬コレクションから全製品で、アンゴラ素材の使用を一切取りやめる。
 アルマーニグループの広報担当者は、「アンゴラを使用した衣料品の割合は(アルマーニでは)非常に低い。動物福祉の面でより高い基準を満たした素材に切り替える方針だ」とAFPに説明した。
 アンゴラは繊維が柔らかく、絹のような肌触りが特徴。
 動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は2013年、毛をむしられて鳴き声を上げるアンゴラウサギの映像を公開し、アンゴラ毛糸の使用中止を呼び掛けていた。
 アルマーニは2016年に毛皮の使用を中止している。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕