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毎日新聞 2021/12/2 18:21(最終更新 12/2 18:21) 364文字




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ウェブサイトのサーバーがサイバー攻撃を受けたとみられる愛媛大=松山市道後桶又で2017年8月17日午後4時29分、花澤葵撮影

 愛媛大は2日、同大の研究成果を掲載するウェブサイト「ストックサイト」運営用サーバーが何者かから不正アクセスを受け、改ざんされた結果、サイトが見られなくなっていると発表した。不正アクセスは11月15日以前にあったとみられ、12月2日時点でも閲覧できない状態だ。

 同大によると、11月15日にサイトにアクセスできないことに職員が気付いた。調べたところ、第三者によるサーバーの改ざんが発覚し、すぐにサーバーを停止した。同サーバーには個人情報などを含むファイルは保存されていなかったという。同大は同月22日、県警に被害届を出した。



 サイトには同大の研究者らの研究の概要を図表を交えて約60件掲載していた。愛媛大は「事態を重く受け止め、サーバーのセキュリティー強化と管理者への教育を徹底し、再発防止を講じる」とコメントした。【山中宏之】