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2021/12/02(木) 22:18:07.69ID:ClYADDtX9毎日新聞 2021/12/2 20:38(最終更新 12/2 22:01) 639文字
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米軍のF16戦闘機が投棄した2個目の燃料タンクの一部(中央)=青森県深浦町で2日(防衛省提供)
米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が飛行中に燃料タンクを投棄した問題で、三沢基地側が1日、三沢市に「エンジントラブル警告が出たため」と投棄の経緯を説明していたことが判明した。
F16は11月30日夕方、青森市の青森空港に緊急着陸し、その直前に燃料タンク2個を投棄していた。1個は青森県深浦町の民家のすぐそばに落下しているのが見つかった。もう1個は発見されていなかったが、三沢基地は2日、深浦町内の雑木林で見つかったと発表した。防衛省によると、1個目が見つかった場所から南東に約900メートルの場所だった。燃料タンクについて、米軍は当初、「岩木山近傍に投棄した」と発表しており、防衛省幹部は「誤差の範囲を超えている」と批判している。
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米軍三沢基地
三沢市によると、三沢基地副司令官から1日、説明があった。それによると、F16は2機で訓練のため基地を離陸して西へ飛行していた際、1機に警告が表示されたという。米軍はマニュアルで、エンジントラブルなどがあった場合、燃料タンクを切り離して機体を軽くし、最寄りの空港に向かうとしており、警告表示が出た機はマニュアルに沿って対応したとみられる。副司令官は、操縦士が「目視で建物がなく人がいない場所を選んでタンクを切り離した」「もう1機が上空を旋回して火災がないのを確認した」と話したことも明らかにしたという。
防衛省は安全が確認されるまで、F16の飛行中止を要請していたが、三沢基地では2日、F16の飛行が再開された。【江沢雄志、松浦吉剛】