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2021/12/03(金) 10:04:02.56ID:0hCF0jIV9毎日新聞 2021/12/3 09:10（最終更新 12/3 09:10） 547文字
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＝ゲッティ
中国東北部黒竜江省ハルビン市は2日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を自発的に受けて、陽性が確認された人に対し、1万元（約18万円）の奨励金を支給すると発表した。
ハルビン市当局によると2日に市内で確定感染者1例と、1次スクリーニング検査で陽性者2例を確認。それぞれ隣接する内モンゴル自治区で確認された感染者の濃厚接触者だった。
市当局は映画館や劇場など娯楽施設の営業や宗教施設の利用を停止。市内に出入りする人は48時間以内のPCR検査を義務づけた。
今回ハルビン市が独自に導入した奨励金については、ネット上でも話題となった。短文投稿サイト「微博（ウェイボー）」では理解を示す声が上がる一方で「財源は税金ではないのか」「報奨金は本来社会に貢献した人に与えるべきものだ」と疑問視する声も多い。
中国では厳格な行動制限や水際対策などでコロナの感染を阻止する「ゼロコロナ」政策でコロナの感染拡大をほぼ封じ込めてきた。
ただ先月末にロシアやモンゴルと国境を接する内モンゴル自治区を中心に感染が拡大。感染者数（海外からの入国者を含む）は、11月30日に113人とおよそ1カ月ぶりに3桁となるなど増加傾向にある。来年2月に北京冬季五輪の開幕を控える中、当局は警戒を強めている。【北京・岡崎英遠】
