0001ひよこ ★ [JP]
2021/12/03(金) 10:08:15.43ID:0hCF0jIV9毎日新聞 2021/12/3 09:15（最終更新 12/3 09:52） 586文字
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/12/03/20211203k0000m030049000p/9.jpg
イスラエルのベネット首相（中央）。オミクロン株の感染者確認に伴い政府が海外渡航を規制する中、家族が海外旅行に出かけたことに批判が集まっている＝エルサレムで2021年11月28日、AP
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認され、渡航制限措置を導入したイスラエルで、ベネット首相の妻子が1日から海外旅行に出かけたことが発覚し、批判を浴びている。ベネット氏は2日、「批判は理解するが、（渡航制限の）ルールは守っている」と釈明した。
イスラエルでは11月29日からユダヤ教の祝祭が始まり、多くの学校は休校となっている。地元メディアによると、ベネット氏の妻子は以前から旅行を計画。当初は、東アフリカの島国への渡航を予定していたが、オミクロン株の影響で行き先を変更したという。ベネット氏側は滞在先を明らかにしていない。
政府高官は旅行の中止を要請したが、妻子は聞き入れなかったとされる。旅行を巡っては、政権の閣僚からも「悪い見本だ」と批判の声が上がっている。
イスラエル政府は26日、オミクロン株の感染者を確認したと発表。ベネット氏は27日、外国人の入国を原則禁止したほか、アフリカ諸国約50カ国への渡航も原則禁止し、「不必要な海外渡航を避けるように」と呼び掛けていた。
一方、イスラエル政府は2日、イスラエル総保安庁（シンベト）による携帯電話の位置情報を使った感染者の監視を中止した。「現状での必要性を評価した結果」としている。携帯電話による感染者監視については、人権団体が「プライバシーの侵害だ」として中止を求めていた。【エルサレム三木幸治】
