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2021年12月03日18時14分

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インドのバルマ駐日大使=2019年6月、東京都千代田区




 インドのバルマ駐日大使は3日、米国などが来年2月の北京冬季五輪に政府高官らを派遣しない「外交ボイコット」を検討していることについて「スポーツと政治を混ぜない方針だ」と述べ、同調しない立場を明らかにした。東京都内で記者会見した。インドは、中国をけん制する日米豪との4カ国連携枠組み(クアッド)の一角。


 一方、インドがロシア製地対空ミサイルシステム「S400」を導入し、米国の制裁を受ける可能性があることに関して、バルマ氏は「米国、ロシアとも関係を個々に結んでいる。米国もインドの独立した外交を尊重している」と説明。クアッドに影響を及ぼさないという認識を示した。モディ政権はバランス外交を進め、ニューデリーに6日、ロシアのプーチン大統領を迎える。