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2021.12.05 Sun posted at 14:00 JST




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米軍がシリアで行った無人機攻撃によって民間人が死亡した可能性があるとして調査が開始された/Staff/AFP/Getty Images

(CNN) 米中央軍はシリア北西部イドリブで3日に実施した無人機攻撃で民間人が死亡した可能性があるとして、調査を開始した。

中央軍の報道官によると、攻撃の標的は国際テロ組織アルカイダの指導者で、テロ攻撃の立案を担う人物だった。名前は公表されていない。

暫定調査で民間人の犠牲者が出た可能性が指摘され、本格的な調査が始まっている。同報道官は、調査結果を「適切な」時期に公表すると述べた。

米中央軍は先月、シリアで2019年に実施した空爆で、女性や子どもを含む民間人が死亡していたことを初めて認めた。オースティン国防長官はこの件の検証を指示している。

アフガニスタンの首都カブールで8月末、子ども7人を含む民間人10人が死亡した米無人機攻撃については、空軍が調査の結果、大きなミスはあったが戦争法などへの違反は認められないと結論付けている。