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2021/12/06(月) 07:36:11.54ID:vIbSnoqf9毎日新聞 2021/12/6 07:00(最終更新 12/6 07:00) 有料記事 1660文字
いま、来る2022年2月の北京冬季五輪開催を前に、世界各地から国際オリンピック委員会(IOC)への批判が相次いでいる。ことの発端は、中国国内に見られる二つの人権弾圧問題だ。一つは、新疆ウイグル自治区における民族弾圧。もう一つは、中国人テニス選手の彭帥(ほう・すい)さんが、中国の元政府高官による性被害を告発したあとに消息不明となった事件――つまり、アスリートおよび女性の人権侵害疑惑だ。これらの問題への対応が不十分だとして、IOCは批判されているのである。今回は「IOCに批判的なまなざしが向けられる背景」を中心に、この時事問題を解説していきたいと思う。
五輪開催国の人権問題とIOCの関係をめぐって報道される、さまざまなニュースを読み解くうえで重要となるキーワードは「IOCの社会的責任」である。そもそもIOCは、スポーツ界はもとより…
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